テンボを生成するモジュール TICK |
とはいうものの、カメラの趣味と同様、モジュラーシンセを追加するにもそれなりに費用がかかるから、おいそれと買い足すことはなかなか難しいです。
ということで、今回は比較的安いモジュラー、Circuit Abbey さんの TICK というクロックジェネレータを作ったので紹介します。ただし例によって今回も組み立てキットです。
簡単にこのモジュールについて
Tick -- Clock Generator Kit
http://www.circuitabbey.com/Tick.html
こちらから観れる動画がどんなモジュールか理解するのにオススメ。
https://www.thonk.co.uk/shop/circuit-abbey-tick/
このモジュールはごく単純なクロックモジュールで、クロックという同期信号を出力します。さらにいうと矩形波のみを出力するものです。
言い換えるとこのモジュールを使ってテンポ情報を出力して他のシーケンサーなどと同期するためだけです。(応用的な使い方もあると思いますが、まだ思いつかない)
さて、このキット、今回はいつもと違うところから購入しようとしたのですが、結局今回も THONK から買いました。約7,000円(送料別)
組み立て
TICK を構成するパーツ類、比較的少なめな部品の数 |
ですが、抵抗を立てて配線するなど、小さいサイズの基盤ならではの工夫のために若干コツ(単にいつもより少し丁寧にすればいい事♪)のいるキットです。
抵抗は立てて配置するので曲げ具合に注意! |
無事、完成した TICK (この時点ではLEDの配線が甘かった) |
スイッチはテンボの大まかな目安、左からすごく遅い(G)すごく早い(S)その間(F) |
スライドするのはテンポを調整し(RATE)、ジャックはテンポ信号を出力(OUT) |
完成してラックにマウント♪ |
動作について
説明のための動画を作りました。シーケンサーは Music Thing Modular のTURING machine を
シンセはHikari Instruments さんの SINE を使いました。
まとめ?
テンポを制御する!といえばシーケンサー(あとClock Out)つきのシンセとか、PCなどからコンバータを使う事の方が多いかもしれません、連携できるし、、、
ですが、モジュラーシンセだけで完結するとき(またはマスターとする)は、シンプルな構成も相まって、以外と必須のモジュラーかもしれないと感じました。
まだ今日組み立てたばかりなので楽しみます。♪
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