最近出番が減ってしまった Kindle Fire 8 ですが、読書だけに夢中になりたい時は便利なタブレットです。
ですが、持ちながら読むと本体の重さで疲れてしまうので、最近は机などの上に置いて読むことが多くなりました。
せっかくなので、もう少し楽に読むことができないかと思い、専用のキーボードを作ったことを書きます。
Kindle Fire なら普通のキーボードでも問題ないです
わざわざ専用のキーボードを使わなくてもUSBだったり、Bluetoothのキーボードを使えば基本的な、単純な操作はこんな感じで可能です。
- 矢印キー ・・・矢印の向きにページめくり
- Spaceキー・・・次のページ(右開き、左開き関係なく)
- Shift + Space・・前のページ
- escキー・・・・本を閉じる
他にもOS上の操作も含めればもう少しキーボードから操作できそうですが、割愛します。
今回購入したキーボード
秋葉原と御徒町の間にある遊舎工房さんのお店で売っている「meishi キット」の「スイッチ&キーキャップ付きセット」を購入しました。
遊舎工房
キー付きではないものは基盤とコントローラーとダイオードが付いています。
スイッチ&キーキャップ付きセットの方は、ランダムなスイッチとキーキャップが付いていますのでこれを購入するだけで必要な部品が揃います。
あと、以下のUSBケーブルが必要です
USB-A(メス)から携帯などとおなじUSBに変換するコネクタ |
100円ショップでも売っているAndroid向けUSBケーブル |
組み立て(作業1/3)
組み立て方法については部品数も少なく、難しいと思われる場所はそんなにないですが、コントローラーをはんだ付けする時は感覚が狭いので焦らずにです。
Meishi keyboard 組み立て方ガイド
設定書き込み(作業2/3)
一通り組み立て終わったら、キーボードをキーボードとして使えるための設定をします。
はんだ付けはともかく、自分にとって難易度高かったです。
- gitというツールをインストール
- ファームウェアをビルド・書き込み
という手順となりますが、どちらもターミナルを使ってコマンド入力します。
※自分はmac環境を使いましたが、gitのインストールに1時間以上かかって不安でした
どちらも上にリンク先を見ながら作業を進めました。
割り当てられているキーの変更(作業3/3)
ひとまずこれでキーボードが完成しましたが、どのキーにどのキーを割り当てるかを設定しないと行けません。
上のリンクを参照しつつ、下のリンク先の記事を参考にKindle Fire 向けのキーを割り当てました。
※長いページの上の方にある「レイヤーにキーマップを配置する」を参照
左から「スペース(次ページ)」「エンター(他に思いつかず)」「シフトスペース(前のページ)」「ESC(本を閉じる)」
に設定しました。
今回、キーボードを作ってみて自作のキーボードに憧れました。まだまだわからないことと、フルキーボードとなるとコストが結構かかるので、自分にとって見合うものができるかを考えて次に進めるか考えたいですが、まずはできたことを嬉しく思います。