去年のおおよそかは日曜大工しました。
今回は、だんだんとモジュラーシンセをセッティングする場所がなくなってきたので、84HPサイズの2段組のシンセのラックを組み立てました。
これまで、モジュラーシンセのラックはいくつか作ってきたので、こつみたいなものはつかめたものの、技術的進歩?はないので、仕上がりの精度は高くないですが、良くも悪くも参考になるとうれしいです。
〜これまで作ってきたモジュラー心セラックの記事〜
1回目
DOEPFER DIY SYNTH ひとまず組み立て完了!
http://www.nekonohou.com/2016/01/doepfer-diy-synth.html
2回目
モジュラーラックケースを作りました(自作)♪
http://www.nekonohou.com/2015/12/blog-post.html
3回目
みたび木箱(モジュラーシンセのラック)を作りました。
http://www.nekonohou.com/2016/04/blog-post.html
準備(必要なパーツ)
板・・・・・・東急ハンズにて購入とカット(約6,000円)12mm厚のシナ合板、600*900を使いました。
カットしてもらった板材です |
レール類・・・秋葉原のラジオデパートにあるエスエス無線にて注文購入(約4,000円)
FFR-43N(84HPラックマウントレール)*2
BN43-M3(上のレールに入れるナットバー)*2
※いずれもタカチ製
※これで、1組分です。もう一組は持っているものを使いました。
強度が高そうなレールラック |
ねじ類・・・・今回は買いませんでしたがあるとよいもの
タッピングねじ・・ラックの補強とゆがみ矯正に板に締め付けます。
バインドねじ・・・ラックにシンセをねじ止めするときに用意しときます
その他
木工ボンド・・・絶対いります!
ドリル・・・・・穴開けに便利、小さな穴(3〜4mm)なので、小さいのでもいいかも
ドライバ・・・・コレも絶対必要!
紙やすり・・・・塗装の際に使います。
ニスとかペンキ・木を保護するためにも腕前はともかく準備した方がいいです
組み立て作業
東急ハンズで木材を購入し、同時にカットしてもらいます。木工に自信がない人はカットしてもらった方がよいと思います。カットしてもらった板で仮組みしてイメージを膨らましてます♪ |
ちなみにサイズはこんな感じです。ラックをつけるのに必要なサイズだけ書いています。底板は両サイドの板の厚さを足した長さになります。
完成写真を元に説明してます |
ラックを取り付ける穴を開けます。穴の大きさは4mm前後です。
多少小さくてもねじで押し込めれば問題ないです。大きくしすぎた場合はパテ埋めなど何らかの処置をした方がいいです。
穴を開けたらレールを差し込んで、穴の位置に問題がないか確認します。
開けた穴の場所やサイズに問題がないかを確認 |
サイズに問題がないことを確認したら。ボンドで箱を組み立てます。
約50cmの板だと反りが出ている場合があります。私は面倒なのと、スピーカーのような密閉を求めていないので、タッピングねじを使って反りによる隙間をできる範囲でなんとかしました。
塗装作業
今回の塗装は外側はにおいの少ない水性ウレタンニスを、内側はペンキを使いました。ここは作る人の好みですが、そうした理由はこんな感じです。
- 外側は今回(東急ハンズに在庫がなかったから)はちょっと対目なシナ合板を使ったのでそれを活かしてみたいと思った。
- 内側は、何回も塗るのが面倒なのとそこまでクオリティは求めていないので一回塗りで済ませられそうなペンキを使いたいのと余ったペンキをなんとかしたかった。
- 240番の紙やすりで全体をやすりがけ
- 水性ウレタンニス1回目
- 240番の紙やすりで全体をやすりがけ
- 水性ウレタンニス2回目
- 400番の紙やすりで全体をやすりがけ
- 水性ウレタンニス3回目
- 600番の耐水やすりで水やすりがけ
- 裏にペンキを塗る(つるつるにする必要がないので1回だけ)
一回目のニス塗り |
たぶん2対目のニス塗り |
ニス塗り完了♪遠くで見るとつやつやしてます |
近くで見ると液だれや |
そもそも穴の位置がぎりぎりで開け直した穴 |
塗装の間,ほったらかしなモジュラーシンセ |
内側はペンキで塗装しました。 |
自分では満足なできばえ |
完成とき
ペンキが乾いたら、モジュラーシンセをセッティングします。ひとまずいれたモジュラーシンセ。 |
あとはふたの部分も作ったので、コレをつなげる部品をつける(まだどうするかは決めていない)作業が残っていますが、無事できた事は本当にうれしいです。年内に完成してよかったです。
制作期間は、カッティングされた状態の板、部品がそろっている状態で、約1日かかりました。乾きが早い塗料の影響が大きいと思います。
作って反省ではないけど気がついたことを書きます。少しでも参考になれればうれしいです。
- 今回12mmの板を使ったけど(コレまでは9mm厚)、ゆがみは少ないものの、底板はもう少し薄くてもよかったかも、重たくて重たくて。
- 自分の技術ではぎりぎりな寸法で穴開けはしない方がよいことがわかりました。レール間の穴間隔では失敗しましたが、全体では余裕を持った寸法にしたので大事には至らなかった。
- 塗装は数をこなせば(と言っても数回ですが)少しは上達しているかもと感じました。
- これまでラックは費用を押さえるのが主目的だったので、これからはここやここのラックを使ってみるのもありかなと思いました。特に大きなものとなると自作は限界を感じています。
完成記念に久しぶりにInstagramに投稿しました♪
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