分子の音 身体の中のシンフォニー
という本を買いました
のでCDの方の感想です。
この本は血液型ごとの血液、アミノ酸、ビタミンなどの活動の様子を
可視化ならぬ<可聴化>して、音楽にした面白い本(CD)です。
可聴化という言葉は初めてききましたが、可聴化自体は
植物からの脳波みたいな信号を音楽に作り上げた藤枝守さん、
NHKで知ったのですが木から発する脳波みたいな信号を音楽に変換した坂本龍一さん、
変わったもので言えばボイジャーに受信した電波を音楽にしたNASA?
など、そのままでは見えたり聴こえたりできないものを音に変換し、
または音楽にする事自体は新しい事ではないですが、
この本に付属しているCDの音楽を聞くと落ち着くので気分がいいです。
少し、音楽になりすぎているかな?という気もしないでもないが、
かえって心地よく聞ける音楽なのだと思う。
データは変換の過程では省かれるものもあるし、変換しているからデータのニュアンス
が違うかもしれない。例えば、いくつもの言語の通訳を通して日本語で説明を受けるよ
うな感じかもしれない。
しかし、データの発信自体は血液の中の成分だったり、分子だったりするので
生の声を聴くということになる。
その声の意味を探るのではなく声自体に意味があって、川の音や、森の音、海の音や
都会の音のように聞いているけど聞いている事を意識しないで聞く事ができたらなと
思います。
思います。
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